「立ち仕事ダイエット」をご存知でしょうか?
立ち仕事ダイエットとは、その名の通り、立ち仕事をしながらダイエットをしようという「ながらダイエット」の一つです。
長時間立ちっぱなしの仕事や家の中を動き回る家事は、とても疲れますよね。
立つということは、実はかなりのエネルギーを消費しています。そのため、立っているだけでも、ある程度のダイエット効果は見込めます。
しかし、何も意識せずに長時間立ちっぱなしだと、足に必要以上の筋肉がついてしまい、反対に太い足になってしまうことも少なくありません。
一度筋肉がついてしまうと、ガッチリした足になってしまい、なかなか足が痩せなくなってしまうこともあります。
そこで今回は、ただ痩せるだけでなく、足痩せ効果を高める方法とコツに重点を置いて、「立ち仕事ダイエット」の方法について紹介します。
立ち仕事の消費カロリー

- 立っているだけ
消費カロリー(30分あたり):約35~40Kcal - 掃除
消費カロリー(30分あたり):約80Kcal - 炊事
消費カロリー(30分あたり):約86Kcal - 洗濯
消費カロリー(30分あたり):約105Kcal
ウォーキングが30分あたり約80Kcalの消費カロリーなので、家事・立ち仕事は、実はかなりのカロリーを消費しています。
これに加えて「立ち仕事ダイエット」を行えば、より効果を高めることができます。
立ち仕事ダイエットの基本は姿勢から

立ち仕事ダイエットの基本は、『姿勢』からです。
正しい姿勢で立ち仕事や家事を行うことにより、よりダイエット効果を高めることができます。
悪い姿勢だと、内臓の位置がずれてしまい、正しく働かなくなってしまいます。
その結果、食べた物をうまく消化吸収ができなくなったり、代謝が落ちてしまったりし、脂肪が増えてしまいます。
正しい姿勢を保つポイントですが、肩甲骨を後ろにくっつけるように引き、頭の先からお尻に一本の線を引くイメージで、真っ直ぐ立ちます。すると、両肩の高さのズレや猫背が解消されます。
立ち仕事しながらできるダイエット運動

1、片足立ちストレッチ
片足を1分間、地面から5~10センチほど上げます。
これを左右で行います。
ポイントはゆっくり深呼吸しながら、上半身を上に引き上げるイメージで行ってください。
地味に感じますが、下半身が引き締まる他、体のバランスが良くなり、腰痛や関節痛の予防にもなります。
片足立ちの際は、上半身の姿勢を意識するのを忘れなうようにしましょう。
2、腰ひねりストレッチ
仕事や家事をするときに、腕を曲げて、腰を大げさに捻るようにしてください。
これを少しの時間だけでいいので、行うとくびれが綺麗に出るようになります。
ポイントは腰を捻るときに、下半身を反対側に出して、捻りを大きくすることです。大袈裟にやることが効果を高めるポイントです。
3、背伸びストレッチ
両足を開き、背伸びるように爪先立ちをします。
両足のかかとを同時に合わ、そのまま下ろします。
これを10回行いましょう。
このエクササイズをすることで、足だけでなくお腹も引き締まります。ポイントはお腹の凹みを意識することです。
4、スクワットストレッチ
両足を肩幅に広げて、膝を曲げストレッチをします。
曲げた状態で、両太ももを合わせるようにし、両膝がくっつくようにします。
その状態で5秒キープし、その後太ももを合わせたまま真っ直ぐに戻します。
これを3回行いましょう。
このストレッチを行うと骨盤の歪みが解消され、痩せやすい体質になります。
立ち仕事後の「足のむくみ・足太り」を抑えるためにできること

立ち仕事をしているとどうしても、足に負荷が掛かるので、足に筋肉がついてしまい、ガッチリとした足になってしまいます。
男性の方でしたら気にしない方も多いかもしれませんが、女性の方でしたらできる限り足は、細くなりたいですよね。
太い足にしたくない方には、ぜひマッサージをお勧めします。
マッサージと言っても難しいものではなく、簡単に自分でできるものです。
とても分かりやすい動画があるので、ぜひ見て真似してみてください。
足のむくみ解消マッサージの詳しい手順
1、マッサージでは、最初にマッサージする部分をほぐしておくことが重要です。まずは胡座をかき、鼠蹊部(太ももの上部)を手で押します。そのとき全身の体重を、手にかけるようにしましょう。これを左右で5回ずつ行い、リンパや筋肉のハリをほぐしていきます。
2、筋肉のハリをほぐし終わったら、次はむくみをとるマッサージをしていきます。足を伸ばし、足首から太ももにかけて下から徐々に揉み上げていきます。太ももは裏側だけでなく、全面を揉むようにしましょう。これを5回行っていきます。
3、足首やふくらはぎ、太ももだけでなく、膝も揉み上げていきます。膝の裏と表を、手のひらではなく、指を使って圧力をかけていきます。
4、足首から太ももにかけて、ゆっくりとさすっていきます。この時も下から上にやっていきます。
5、最後に足首をくるくると回して、マッサージ終了です。
足のむくみ解消マッサージのポイント
立ち仕事をした後は、全体重が足に掛かっているので、筋肉が非常に張っている状態です。
そのため、まずは筋肉をほぐしてあげることが重要です。
マッサージのための準備運動をしてあげるイメージです。
実際にマッサージをする際に意識して欲しいのはリンパの流れです。
下から上に、凝り溜まった筋肉を流してあげるように、優しく丁寧に行ってください。
足太り解消マッサージで注意したいこと
力を入れすぎることは、うまくリンパが流れないので、逆効果になってしまう可能性があります。
優しく丁寧にを心掛けてください。
また立ち仕事をすると、足首に負荷がかかるので、最後の足首をくるくる回すのは忘れないようにしましょう。
立ち仕事ダイエットの効果をさらに高める秘訣は水にアリ

立ち仕事ダイエットの効果をさらに高めたいという方におすすめしたいのが、普段飲んでいる水を軟水から硬水に変えるということです。
私たちに日本人の多くは、普段から軟水を飲んでいて、水道水も軟水に分類されます。
硬水は一体何が違うかというと、軟水と比べて、ミネラル・カルシウム・マグネシムが多く含まれています。
そしてこれらの栄養素には、様々なダイエット効果があると言われています。
- ミネラル:ダイエット中の不足しがちな栄養素を補ってくれる。
- カルシウム:脂肪を吸収しづらい体質に変えてくれる。
- マグネシウム:脂肪の燃焼を促してくれる。
こういったダイエット効果があるため、軟水から硬水に変えると、立ち仕事ダイエット中の脂肪燃焼を促進してくれるのです。
硬水を飲むようになると、日常生活でも代謝の良さが実感できると思います。
注意したいのが、硬水に慣れてない人が一度に多量の硬水を飲んでしまうと、お腹を下してしまうことがあります。徐々に慣れていくようにしましょう。
立ち仕事ダイエット(家事ダイエット)に使えるダイエットグッズを紹介

立ち仕事ダイエット(家事ダイエット)について紹介しましたが、少し面倒だと感じてしまった方は、簡単に実践できるダイエットグッズの使用をおすすめします。
なかでも主婦の方々に口コミ評価の高いアイテムは、「猫足スリッパ」です。
使い方は簡単で、これを履いて通常通りの家事をするだけ。
しかも1日10分ほど履くだけでも、正しい姿勢になり、自然と痩せることができます。
実際に1週間で2.5キロ痩せたという方も居るようです。
また、ダイエット効果だけでなく、O脚・X脚改善にもなり、姿勢が良くなることで冷え性や肩こりも改善でき、とてもオススメできるアイテムです。
「立ち仕事ダイエット」ぜひ試してみて

立ち仕事ダイエットの方法と、足痩せ効果を高めるポイントについて紹介しました。
立ち仕事は辛いですが、ついでに痩せれると思ったらいつもの仕事や家事が少し楽しくなると思います。
立ち仕事ダイエットのポイントは、一回だけやるのでなく、意識して継続することです。
ダイエットや部分痩せに近道はありません。日々の積み重ねが美脚に繋がります。
美脚になりたい方、せっかくの立ち仕事でダイエット効果を高めたい方、ぜひ試してみてくださいね!