「家事ダイエット(立ち仕事ダイエット)」をご存知でしょうか?
「家事ダイエット」とは、その名の通り家事を行いながらダイエットをしよう「ながらダイエット」の一つ。
ただし、家事を普通にやっても消費カロリー分の少しは痩せることができますが、そこまでのダイエット効果は見込めません。
どうせ家事をやるなら、ダイエット効果があった方がいいですよね。
そこで、「家事ダイエット」の効果を高める方法を紹介します。
「家事ダイエット」は、ながらダイエットですので、とても簡単です。
主婦だけでなく、立ち仕事をやってる方にもおすすめです。
各家事の消費カロリー

洗濯の消費カロリー
消費カロリー(30分あたり):約105Kcal
洗濯して取り込み、洗濯物を干し、取り込むまでの一連の動作で30分あたり約105Kcal消費します。
立っている時間が長く、腕を上げ下げする動作を多くするので、家事の中でも高いエネルギー消費量となっております。
炊事の消費カロリー
消費カロリー(30分あたり):約86Kcal
炊事の30分あたりの消費カロリーは、約86Kcalです。
料理は、あちこち歩き回ったり、ずっと立ちっぱなしの立ち仕事のため、このようなカロリー消費量となっています。
掃除の消費カロリー
消費カロリー(30分あたり):約80Kcal
掃除の30分あたりの消費カロリーは、約80Kcalです。
拭き掃除か掃き掃除かなどによっても異なってきますが、平均での消費量となっています。
もちろん、立ちながら掃除機をかけるのカロリーを消費するのですが、一番消費量が高いのが、床の拭き掃除です。
雑巾掛けは、しゃがんで移動しながら行うためで、約90Kcalほど消費します。
買い物の消費カロリー
消費カロリー(30分あたり):約60Kcal
買い物の30分あたりの消費カロリーは、およそ60Kcal。
移動、品選び、買ったものの持ち運び全てを含めてこの消費量です。
荷物が重ければ重いほど消費するカロリーが高くなります。
育児の消費カロリー
消費カロリー(1日あたり):約2000Kcal
育児の1日あたりの消費カロリーは、個人差はありますが約2000Kcalです。
この高い消費カロリーは、子供のためにたくさん動くことと、母乳をあげることが大半を占めます。
1日分の母乳を作り出すカロリーは、約500Kcal。
それに加え、母乳を赤ちゃんにあげると、その分のカロリーを消費します。
そのカロリーは、1回の授乳でおよそ100Kcalほど。
これを1日に数回行うので、その分カロリーを消費します。
家事のダイエット効果を高めるコツ

洗濯のダイエット効果を高めるコツ
洗濯のダイエット効果を高める方法は1回1回しゃがむことです。
洗濯を終えて洗濯物を干す際に、洗濯カゴから1枚1枚出して干しますよね。
この時に、毎回しゃがむようにしましょう。
それだけでも倍近くカロリーを消費するのです!
膝が痛んだり、怪我をしている方は悪化させてしまう原因となりますので、注意が必要です。
炊事のダイエット効果を高めるコツ
炊事のダイエット効果を高める方法は、つま先立ちをしながら料理をすることです。
炊事は基本的に立ち仕事ですよね。立ちながら行っているのをつま先立ちに変えることによって、多くのカロリーを消費することができます。
掃除のダイエット効果を高めるコツ
掃除のダイエット効果を高める方法は、同じ体制を取り続けないことです。
例えば、床の拭き掃除をしている際に、ずっとしゃがんでいるよりも、時間が経ったら立ち上がるなど体勢に変化をつけてみましょう。
そうすることによって、普通の倍近くのエネルギーを消費することができます。
買い物のダイエット効果を高めるコツ
買い物のダイエット効果を高める方法は、お店まで歩くことです。
普段は車で行っているお店にも、歩いて行ってみましょう。
ウォーキングダイエットというものもあるくらい、歩くことはカロリーの消費にいいとされています。
ガソリン代の節約にもなって一石二鳥ですよ!
家事ダイエットの注意点

家事を長時間やっていると、かなりのカロリーを消費するので、当然お腹が空きます。
その時に、高いカロリーのものを食べてしまうとせっかく消費したカロリーが無駄になってしまいます。
どうせ食べるなら、低カロリーのものにしたいところです。そこで、家事ダイエット中(立ち仕事ダイエット中)におすすめの低カロリーおやつを紹介します。
ドライフルーツ
ドライフルーツは、低カロリーで家事ダイエット中におすすめのおやつです。
カロリーが低いだけでなく、食物繊維が多く含まれており、その食物繊維の力で腹持ちがよくなります。
お腹が空きにくくなるので、食事の際も少ない量で満腹になるので、痩せることができます。
大福
大福も家事ダイエット中におすすめしたい低カロリーなおやつです。
大福は一見、高カロリーに見えがちですが、砂糖などが少なく低カロリーです。
あんこの原料の小豆には、ビタミンB1が豊富に含まれています。
このビタミンB1は、摂取したものの消化を助けてくれるので、その後の食事もしっかりと消化を促してくれ、痩せることができます。
干し芋
干し芋も家事ダイエット中のおやつとしてオススメです。
干し芋には、食物繊維が多く含まれているので、便秘を解消してくれる効果があります。
便秘が解消されることによって、体の毒素が体外に排出されるのでダイエット効果があります。
また、噛み応えも良いので、満腹中枢が刺激され腹持ちが良いのも特徴です。
家事や立ち仕事をしていて、足がむくんだときの対処法

家事は基本的に立ち仕事が多いので、足が疲れやすかったりむくんだりする原因になります。
むくみは、血流を悪くするので病気の原因になったり、太って見られる原因になります。
家事ダイエット(立ち仕事ダイエット)でむくみを取る、簡単なマッサージ法を紹介します。
1.足の裏のマッサージ
両手の親指を使って、足の裏をマッサージしていきます。
かかとから指の先の方向にスライドさせるイメージです。
痛みには個人差があるので、痛いと感じない強さで押してあげましょう。
2.足の甲をマッサージ
先ほどと同じように、両手の親指を使って、かかとから指の先の方向へ押してあげましょう。
3.指を揉む
指の付け根から指先の方向へ揉んであげましょう。
指にはたくさんのツボがあり、痛みを感じるかもしれませんが、優しく押すのがポイントです。
4.ふくらはぎのマッサージ
両手を使い、ふくらはぎを覆うようにして、足首から膝の方向にマッサージしてあげましょう。
ふくらはぎはむくみやすい部位ですので、特に重点的に行いましょう。
5.太もものマッサージ
最後に、太もものマッサージです。
膝から足の付け根の方向に両手で揉みながらスライドさせます。
太ももの内側が終わったら、外側も同じようにしてマッサージしてあげましょう。
「家事ダイエット」を実践してみてください。

「家事ダイエット(立ち仕事ダイエット)」について紹介しました。
家事をしながらダイエットできるなんて、時間を有効活用できて一石二鳥ですよね。
痩せたいけれど、運動をする時間がないという方におすすめのダイエット法です。
主婦の方だけでなく、立ち仕事の方も応用できるダイエット法なので、是非実践してみてくださいね!