いちご大福とは、その名の通り、大福の中にイチゴが入った和菓子であり、日本人に愛されてきた食べ物です。
そんないちご大福は、たくさんのあんこを求肥で包んだお菓子なので、高カロリー・高糖質になっており、ダイエット中は避けられがちな食べ物ですが、使用される食材にはそれぞれにダイエット効果が含まれており、食べ方次第では痩せることも可能なのです。
今回は、いちご大福のカロリー・糖質量、ダイエット効果、ダイエット中の注意点、ダイエット効果を高める食べ方などを紹介します。
いちご大福のカロリーは?

いちご大福のカロリーは、お店やレシピ、作り方などによって異なりますが、平均的に1個あたり「約148kcal」で、100gあたりに換算すると「約182kcal」と高カロリーです。
いちご大福以外の食べ物のカロリー(100gあたり)
- 大福:約242kcal
- カステラ:約319kcal
- ショートケーキ:約308kcal
このように比較してみると、いちご大福のカロリーは低いように見えますが、あくまでも高カロリーなデザートの中で比較した場合の話であり、全食品で見るといちご大福は十分高カロリーと言うことができます。
イチゴやあんこ、求肥を使用しているため、いちご大福はこのように高カロリーになってしまっているのです。
いちご大福の糖質量は?

いちご大福の糖質量は、お店やレシピ、作り方などによって異なりますが、平均的に100gあたり 「約38.9g」と非常に高糖質です。
いちご大福以外の食べ物の糖質量(100gあたり)
- 大福:約50.4g
- カステラ:約62.6g
- ショートケーキ:約24g
このように比較してみると、いちご大福は低糖質と錯覚してしまいますが、高糖質なデザートと比べた場合の話であり、全食品で比較するといちご大福は高糖質に分類されるのです。
いちご大福に含まれる意外なダイエット効果・メリット

イチゴに含まれるアントシアニンが内臓脂肪が溜まるのを防いでくれる
いちご大福に使用されるイチゴには、「アントシアニン」という成分が豊富に含まれています。
このアントシアニンには、体に内臓脂肪が蓄積されるのを防いでくれる働きがあると言われており、肥満の予防に効果的です。
内臓脂肪は様々な生活習慣病の原因にもなるので、できるだけ早く解消すべきです。
イチゴに含まれる食物繊維が便秘を解消してくれる
いちご大福に使用されるイチゴには、「食物繊維」という成分が豊富に含まれています。
この食物繊維には、整腸作用という腸内環境を整えてくれる働きがあると言われており、便秘の解消に役立ってくれる成分です。
食物繊維によって便秘が解消されると、体に蓄積された老廃物や毒素を排出しやすくなるデトックス効果を期待することができるので、痩せやすい体を手に入れることができるのです。
あんこに含まれるサポニンが基礎代謝をアップしてくれる
いちご大福に使用されるあんこには、「サポニン」という成分が豊富に含まれています。
このサポニンには、抗酸化作用という体を若返らせてくれる働きがあると言われており、ダイエットに非常に有効な成分です。
サポニンを摂取することで、体の細胞や器官が若返り、体の働きが活発になるので、基礎代謝がアップし、痩せやすい体を作ることができるのです。
ダイエット中のいちご大福の注意点・デメリット

クリームなどが入ったものはカロリーが高い
ダイエット中のいちご大福の注意点として、クリームなどが入った商品がカロリーがより高くなってしまうという点が挙げられます。
最近では、数多くのいちご大福が販売されていますが、中には生クリームやホイップクリームなどが使用されている商品も存在しています。
もちろん、生クリームやホイップクリームなどが入っていると、カロリーが上がってしまうので、注意するようにしましょう。
あんこの量に注意
ダイエット中のいちご大福の注意点として、あんこの量によってはよりカロリーが高くなってしまうということも挙げられます。
あんこがたくさんぎっしり詰まったいちご大福は、あんこがあまり詰まっていないもの比べて高カロリーになってしまうので、ダイエット中はできるだけあんこがあまり詰まっていない商品を選ぶようにしましょう。
いちご大福のダイエット効果を高める食べ方・コツ

皮が薄い商品を選ぶ
いちご大福のダイエット効果を高める食べ方として、皮が薄いいちご大福を選ぶ方法がおすすめです。
いちご大福の皮には、求肥が使用されており、求肥は非常にカロリーが高い食べ物なので、皮が厚いいちご大福を食べてしまうと、カロリーオーバーの原因になってしまいます。
ダイエット中はできるだけ、皮が薄いいちご大福を選ぶようにすると良いでしょう。
こしあんよりもつぶあんを選ぶ
いちご大福のダイエット効果を高める食べ方として、こしあんよりもつぶあんを選ぶ方法もおすすめです。
こしあんは製造工程で、小豆の皮を取り除いて作られますが、小豆の皮には食物繊維などのダイエット成分が豊富に含まれているので、皮をそのまま使用しているつぶあんを選んだ方がダイエット効果が高いのです。
高カロリー・高糖質ないちご大福でも食べ方次第では痩せれる!

いちご大福のカロリー・糖質量、ダイエット効果、ダイエット中の注意点、ダイエット効果を高める食べ方などを紹介しました。
紹介した通り、いちご大福は高カロリー・高糖質な食べ物であり、ダイエットには向いていないと思われがちですが、イチゴやあんこによるダイエット効果を期待することができるので、食べ方次第では痩せることも可能なのです。
ダイエット中にいちご大福を食べると、肥満の素であるストレスを軽減することができるので、そういう面でもダイエットに効果的なのです。
ダイエット中にいちご大福を食べる際は、今回紹介した注意点をよく守り、「皮が薄いものを選ぶ」、「こしあんよりもつぶあんを選ぶ」などのダイエット効果を高める食べ方を実践してみてください!