たい焼きは、あんこやクリームを鯛の形をした生地で包んだ和菓子のことで、美味しいのはもちろん、ユニークな形のため、海外の方からも話題の食べ物です。
そんな日本のみならず海外の方からも人気のたい焼きですが、カロリーや糖質量が高くなっており、ダイエットには向いていないと思われがちです。
しかし、たい焼きに使用されるあんこの原料である小豆には、豊富にダイエット効果が含まれているので、食べ方次第では痩せることも可能と言われています。
今回は、たい焼きのカロリー・糖質量、ダイエット効果、注意点、ダイエット効果を高める食べ方などを紹介します。
たい焼きのカロリーは?

あんこが入ったたい焼きのカロリーは、レシピや作り方によって異なりますが、平均的に1個あたり「約220kcal」で、100gあたりに換算すると「約232kcal」と高カロリーです。
カスタードクリームが入ったたい焼きも1個あたり「約258kcal」で、100gあたりに換算すると「約270kcal」と高カロリーです。
たい焼き以外の食べ物のカロリー(100gあたり)
- 今川焼き:約222kcal
- ショートケーキ:約308kcal
- どら焼き:約271kcal
このように比較すると、たい焼きのカロリーは低いように見えますが、あくまでも高カロリーなデザートの中で比較した場合の話であり、食べ物全体で見るとたい焼きは十分高カロリーと言うことができます。
たい焼きは、高カロリーなあんこを高カロリーな生地で包んでいるので、このようにカロリーが高くなってしまうのです。
たい焼きの糖質量は?

たい焼きの糖質量は、レシピや作り方によって異なりますが、平均的に1個あたり「約38g」で、100gあたりに換算すると「約40.3g」と高糖質です。
この数値はあんこもクリームも大差はそこまでないとされています。
たい焼き以外の食べ物の糖質量(100gあたり)
- 今川焼き:約222kcal
- ショートケーキ:約308kcal
- どら焼き:約271kcal
このように比較してみても、たい焼きの糖質量が高いということがわかります。
あんこや生地に含まれる糖質量が多く、それがたい焼きにも影響してきてしまうため、高糖質なのだと言われています。
たい焼きにもあった!意外なダイエット効果

小豆のポリフェノールが基礎代謝を高めてくれる
たい焼きに使用されるあんこの原料である小豆には、「ポリフェノール」という成分が豊富に含まれています。
このポリフェノールには、血行を促進してくれる働きがあると言われており、ポリフェノールによって血行が良くなることで、血液中に含まれる酸素や栄養素が体の隅々まで行き渡りやすくなるため、体の働きを活発化させ、基礎代謝を高めることが可能です。
基礎代謝が高まることで、1日における消費カロリーを高くすることができるので、痩せやすくなると言われています。
小豆のサポニンがむくみを解消してくれる
小豆には、「サポニン」という成分も豊富に含まれていると言われています。
このサポニンには、体に生じたむくみを解消・予防してくれる働きがあると言われており、ダイエットの大敵である頑固なむくみの解消に効果的です。
体がむくんでしまうと、体重以上に太って見られる原因になるので、できるだけ早く解消・予防すべきむくみを効率的に解消・予防することができるのでおすすめです。
小豆の食物繊維が便秘を解消してくれる
小豆には、「食物繊維」という成分も豊富に含まれています。
この食物繊維には、整腸作用という腸内環境を整えてくれる働きがあると言われており、便秘の解消に効果的と言われています。
食物繊維によって便秘が解消されると、体に蓄積された老廃物や毒素を排出することができるので、痩せやすい体を手に入れることが可能なのです。
ダイエット中のたい焼きの注意点・デメリット

チョコレートやキャラメル、チーズなどの高カロリーな種類に注意
ダイエット中のたい焼きの注意点・デメリットとして、チョコレートやキャラメル、チーズなどの高カロリーな種類が存在するということが挙げられます。
チョコレートやキャラメル、チーズなどの種類は、あんこなどの種類と比べると高カロリーになってしまっています。
そのため、摂取カロリーがオーバーしてしまい、太る原因になるので、できるだけ低カロリーなたい焼きを選ぶようにしましょう。
あんこが詰まったたい焼きのカロリーに注意
ダイエット中のたい焼きの注意点として、あんこが詰まっていればいるほど高カロリーになってしまうと言う点も挙げられます。
普段何気なく、あんこがたくさん詰まったたい焼きを選んでしまいがちですが、ダイエット中はこの行為は太る原因になるので注意が必要です。
ダイエット中はできるだけ、あんこなどがあまり詰まっていないものを選ぶようにすると太りにくくすることが可能です。
たい焼きのダイエット効果を高める食べ方

あんこを選ぶ
たい焼きのダイエット効果を高める食べ方として、あんこの種類を選ぶ方法がおすすめです。
あんこを選ぶと良い理由は、あんこは他の種類のたい焼きよりも低カロリーな場合が多く、またあんこには先ほど紹介したようなダイエット成分が豊富に含まれているためです。
あんこというとダイエットには向いていないというイメージから、ダイエット中には避けられがちなのですが、ダイエット効果が豊富なので、食べ方次第では痩せることが可能なのです。
ただし、カロリーは高いため、食べ過ぎには注意するようにしましょう。
こしあんではなく、つぶあんのたい焼きを選ぶ
たい焼きのダイエット効果を高める食べ方として、こしあんではなく、つぶあんのたい焼きを選ぶ方法がおすすめです。
なぜ、こしあんよりもつぶあんが良いかというと、こしあんは製造の過程で小豆の皮を取り除いてしまうため、皮に含まれる食物繊維を摂取することができないためです。
一方でつぶあんは、皮を取らずに摂取することができるので、こしあんよりも多くの食物繊維を摂取することができるので、便秘を解消することができるのです。
高カロリー・高糖質なたい焼きでも食べ方次第では痩せれる!

たい焼きのカロリー・糖質量、ダイエット効果、注意点、ダイエット効果を高める食べ方などを紹介しました。
紹介した通り、たい焼きは高カロリー・高糖質な食べ物であり、確かになにも考えずに食べてしまうと太る原因になりますが、あんこの小豆由来のダイエット効果が豊富にあり、食べ方次第では痩せることも可能と言われているのです。
ダイエット中ほど甘いものを食べたくなることってありますよね!
そこで食べるのを我慢してしまうと、ストレスから暴飲暴食をしてしまい、反対に太ることに繋がることもあるので、甘いものだからといって先入観で我慢するのではなく、上手に食べてあげるという選択肢も重要なのです。
ダイエット中にたい焼きを食べる際は、今回紹介した注意点をよく守り、「あんこを選ぶ」、「」などのダイエット効果を高める食べ方を実践してみてください!