アジア系の料理の中でも有名な生春巻きは野菜と肉や魚介類などを包んで気軽に食べられる料理です。
皮で包んで作るという意味では春巻きに似ているものの、調理方法には大きな違いがあります。
生春巻きは揚げていないので、低カロリーな上に低糖質で、他にもダイエット効果が豊富に含まれているのでダイエット向きの食べ物です。
しかし、太る要素もあり、食べ方次第では太るとも言われています。
今回は、生春巻きのカロリー・糖質量、ダイエット効果、注意点、ダイエット効果を高める食べ方などを紹介します。
生春巻きのカロリーは?

生春巻きはライスペーパーで具材を包んで作るものであり、カロリーはライスペーパーと具材に由来します。
具材の選び方は自由なのでカロリーは様々ですが、典型的なものでは1本あたり(134g)「約114kcal」と比較的低カロリーです。
このうちでライスペーパーに由来する分が「約60kcal」ほどになっています。
生春巻き以外の食べ物のカロリー(100gあたり)
- 春巻き:約199kcal
- シュウマイ:約215kcal
- 餃子:約197kcal
このように比較してみても、生春巻きのカロリーは低いと言うことができます。
生春巻きは具材が野菜中心な上に、皮を揚げていないため、このように低カロリーになっているのです。
生春巻きの糖質量は?

生春巻き1本あたり(134g)の糖質量は「約20.7g」と高糖質です。
生春巻き以外の食べ物の糖質量(100gあたり)
- 春巻き:約12.5g
- シュウマイ:約19g
- 餃子:約24g
このように比較してみても、生春巻きの糖質量が高いと言うことができます。
これはライスペーパーに由来している部分が多く、1本分に相当するライスペーパーには「約14.36g」の糖質が含まれており、これ以外にも具材の中に入っている糖質があるために高糖質になってしまっているのです。
生春巻きのダイエット効果・メリット

カロリーや糖質をコントロールしやすい
ダイエット中の生春巻きのメリットとして、カロリーや糖質をコントロールしやすいという点が挙げられます。
生春巻きは好きな具材を選び、簡単に具材を変えることができるため、低カロリー・低糖質な食材を選ぶことで、カロリーのコントロールがききやすい食べ物なので、具材を工夫することで、より痩せやすくすることができると言われています。
肉類や魚介類でたんぱく質を補給できる
生春巻きには肉類や魚介類を具材として使用することが多いです。
生春巻きに肉類や具材を使用することで、たんぱく質を補給することができ、たんぱく質には体で筋肉が作られるのを助けてくれる働きがあります。
体で筋肉が作られると、体の基礎代謝を高めることができ、痩せやすい体を作ることができるのです。
筋肉というと、体重を重くするイメージがあり、ダイエット中は敬遠されがちなのですが、紹介したダイエット効果があるので、ダイエット中こそ適量の筋肉をつけることが重要なのです。
野菜から食物繊維を補給できる
生春巻きに使用される野菜類には、「食物繊維」を豊富に含んだものが多く、効率良く食物繊維を摂取することができます。
この食物繊維には整腸作用という、腸内環境を整えてくれる働きがあるので、便秘の解消に効果的と言われています。
便秘が解消されることで、体に溜まった老廃物や毒素を排出しやすくなるデトックス効果を期待することができるので、痩せやすい体を作ってくれるのです。
生春巻きの注意点・デメリット

カロリーや糖質をコントロールしやすいということは、カロリーや糖質が高くなりやすいということでもある
先ほど、生春巻きは具材を変えやすく、そういった点でカロリーや糖質のコントロールをしやすいと紹介しましたが、その反面好きな具材を入れることができるのでカロリーや糖質が高くなりやすという側面も持ちます。
高カロリー・高糖質な具材をできるだけ使用しないようにしましょう。
腹持ちが悪い
生春巻きは、腹持ちが良くないというデメリットも持ち合わせています。
生春巻きを食べても、腹持ちが悪いため、すぐにお腹が空いてしまい、食事や間食の量が増えてしまいます。
その結果、1日における摂取カロリーがオーバーしてしまう原因になるので、注意するようにしましょう。
生春巻きのダイエット効果をより高める方法・工夫

お肉や魚介類を入れると腹持ちが良くなる
生春巻きのダイエット効果を高める食べ方として、生春巻きのお肉や魚介類の食材を入れて食べる方法がおすすめです。
先ほど紹介したように、生春巻きはあまり腹持ちが良くない食べ物です。
そこで、お肉類や魚介類を具材として入れてあげると、腹持ちが良くなり、食事や間食の量を減らすことができるのです。
ダイエット中は、生春巻きの具材として野菜ばかりを入れてしまいがちですが、あえて適量のお肉や魚介類を入れることで、痩せやすくなると言われています。
生春巻きを主食とする
生春巻きのダイエット効果として、生春巻きを主食として食べる方法もおすすめです。
生春巻きの皮には、ライスペーパーというお米でできたものを使用しています。
そこに、ご飯やパンなどの主食を食べてしまうと、ダブルで炭水化物を摂ることとなり、太りやすくなってしまいます。
ダイエット中に生春巻きを食べる際は、おかずではなく主食として食べるようにすると良いでしょう。
低カロリーな生春巻きでも食べ方次第では太るのでご注意を!

生春巻きのカロリー・糖質量を紹介しました。
紹介した通り、生春巻きは低カロリーな上に、ダイエット効果が豊富でダイエットに向いていますが、太る要素もあり食べ方次第では太る原因にもなってしまうので、注意が必要です。
生春巻きは、入れる具材によってはダイエット効果だけでなく、健康や美容にも良いとされており、上手に食生活に取り入れたい食べ物です。
ダイエット中に生春巻きを食べる際は、今回紹介した注意点をよく守り、「お肉や魚介類を入れる」、「主食として食べる」などのダイエット効果を高める食べ方を実践してみてください!