魚はヘルシーなイメージもありダイエット中には良い食材と思われていますが、魚と言っても色々な種類があります。
その中で赤魚は煮付けなどで食べられる事が多くダイエット時には良いのかわからないという方もいるでしょう。
赤魚は魚の中でも低カロリー・低糖質な上に、ダイエット効果も豊富なので、ダイエットに向いていると言われています。
しかし、食べ物である以上、太る要素も含まれているので、食べ方次第では太る原因にもなるので注意するようにしましょう。
今回は、赤魚のカロリー・糖質量、ダイエット効果、注意点、ダイエット効果を高める食べ方などを紹介します。
このように比較してみると、赤魚は他の魚と比べても低カロリーと言うことができます。
また、調理法によりますが、赤魚は調理してもそこまでカロリーが高くならず、ダイエット向きと言われる魚類の中でも特にダイエット向きと言われています。
もともと糖質がほとんど含まれていないと言われる魚類の中でも、赤魚は特に低糖質と言うことができます。
また、赤魚を調理した際も、ムニエルこそやや高糖質になってしまいますが、基本的に低糖質で抑えることができるので、糖質制限ダイエットにも向いていると言われています。
赤魚には、「たんぱく質」が豊富に含まれています。
このたんぱく質には、体で筋肉が作られるのを助けてくれる働きがあると言われており、良質な筋肉作りをサポートしてくれる成分なのです。
体で良質な筋肉が作られることで、体の基礎代謝がアップし、1日の消費カロリーを多くし、痩せやすい体を作ることができます。
赤魚には、「カリウム」が豊富に含まれています。
このカリウムには、利尿作用があり、体に生じたむくみを解消してくれる効果があると言われています。
人の体がむくむ主な原因は、余分な水分が体の部位に蓄積されることよるものと言われています。
そこで、利尿作用のあるカリウムを摂取することで、尿と一緒にその余分な水分を排出することができるので、ダイエットの大敵である頑固なむくみを解消することができるのです。
赤魚には、「DHA」や「EPA」が豊富に含まれています。
このDHAやEPAには、血液中のコレステロール値を下げてくれる働きがあると言われており、血液中のコレステロール値が下がることで、体内の中性脂肪を減らすことができるので、肥満の解消に効果的な成分です。
赤魚はカロリーは低いですが、淡白な味わいなので、調理する際に甘辛く煮付けたり、ムニエルにしたりと濃い味付けにしてしまいがちです。
味付けを濃くしてしまうと、カロリーや糖質が高くなってしまうので、調理法に注意するようにしましょう。
ダイエット中の赤魚のデメリットとして、ご飯が進んでしまうという点が挙げられます。
赤魚はご飯との相性が抜群で、ついついご飯が進んでしまい、食べ過ぎるという原因になります。
結果的に、1日の摂取カロリーや摂取糖質がオーバーしてしまうということに繋がるので、ダイエット中はご飯にも注意するようにしましょう。
赤魚のダイエット効果を高める食べ方として、塩焼きで食べる方法がおすすめです。
赤魚を塩焼きで食べるのが良い理由は、赤魚の調理法の中で塩焼きが一番低カロリー・低糖質に抑えることができる調理法だからです。
煮付けたり、ムニエルにしてしまうと、調味料などのカロリーがプラスされてしまうので、高カロリー・高糖質になってしまうのですが、塩焼きならカロリー・糖質共に低く抑えることができるので、ダイエット効果が高まるのです。
赤魚を調理をする時にに皮を取り除くという方法もおすすめです。
赤魚は皮と身の間に脂がついているのですが、皮を剥がすことによって皮の方に脂肪がくっついていくのでその分のカロリーを抑えることが出来ます。
赤魚は長時間煮込んだり、じっくり焼くなどといった調理方法をあまりしないので脂を落とすのが難しく、皮を取って食べることで、ダイエットに効果的になります。
赤魚のカロリー・糖質量を紹介しました。
カロリーが低く、糖質もほとんど含まれていない赤魚はダイエット中には非常に向いている食材と言えます。
しかし、調理方法や食べ方によっては太ってしまう原因になることもあるでしょう。
今回紹介した注意点などをしっかりと把握して、賢くメニューに取り入れることが出来れば、赤魚の料理はダイエット時の非常に強い味方となってくれるでしょう。