焼鳥屋さんや居酒屋さんでの定番メニューの鶏レバー。
レバーは味が美味しく、美容効果があり、栄養価も高いため大人気のメニューの一つです。そんなレバーですが、低カロリーで低糖質なため、ダイエットに向いている食べ物と言われています。
ただし、食べ方を間違えてしまうとかえって太る原因にもなるので、注意が必要です。
レバーのカロリーは?

有名な焼鳥屋のレバーのカロリー(1本あたり)
- 鳥貴族:約121kcal
- やきとり竜鳳:約37kcal(タレ)、約31kcal(塩)
- 大吉:記載なし
- 秋吉:記載なし
ネット上の情報をもとに、焼鳥の有名店のレバーのカロリーを紹介しました。
お店によって、レシピや味付けが違うので、差はありますが、平均的にレバー1本あたりのカロリーは約41kcalほどと言われています。
レバー以外の焼鳥のカロリー(1本あたり)
- 皮:約161kcal
- ぼんじり:約170kcal
- やげん軟骨:約24kcal
- ねぎま:約80kcal
- ハツ:約65kcal
- 砂肝:約34kcal
レバーと他の部位のカロリーを比較すると、レバーのカロリーは、焼き鳥の中では低カロリーに分類されることが分かります。
また、糖質も1本あたり0.2gと低糖質なため、ダイエットに向いていると言えるでしょう。
低カロリーなだけではない!レバーのダイエット効果

レバーがダイエットに向いている食べ物の理由は、低カロリー・低糖質なだけでなく、様々なダイエット効果があるからなのです。
鉄分が代謝を上げて脂肪を燃焼してくれる
レバーには鉄分が多く含まれていて、ダイエットに効果的です。レバーの鉄分の含有量は、全食品の中でもトップクラスと言われているほど。
鉄分といえば、貧血の予防効果が真っ先に思い浮かぶかもしれませんが、実はダイエットとも深い関わりがあります。
ダイエットと鉄分がどのように関係しているかというと、体で鉄分が不足すると血液中の酸素が欠乏し、血液の循環が悪くなり、その結果代謝がうまく行われないことに繋がり、太りやすくなってしまうという仕組みです。
ダイエット中は鉄分を摂取するようにすると、血液循環が良くなり代謝が上がるため、効率的に痩せることができると言われています。
ビタミンB1が糖を燃焼してくれる
レバーには、ビタミンB1という栄養分も豊富に含まれています。ビタミンB1には、体内に取り込まれた糖を燃焼してくれる働きがあります。
糖は、体に脂肪を蓄えるので、太ってしまう原因になり、ビタミンB1を摂取することによって、その糖を燃焼してくれるので、体に脂肪がつきにくくなり、痩せるのです。
アミノ酸による小顔効果
レバーには、イソロイシン、メチオニン、トリプトファンといったアミノ酸が含まれています。これらの成分は、顔の筋肉に働きかけてくれ、小顔効果を期待することができます。
普段あまり使われない顔の筋肉を使うことによって、顔が引き締まり、顔を小さくすることができます。
レバーも食べ方次第で太る!注意したい食べ方

コレステロール値がかなり高い
レバーは鳥の内臓(肝)なので、コレステロール値が高いです。
コレステロールが高い食べ物を食べると、体内のコレステロール値が上昇し、中性脂肪を溜め込んでしまったり、動脈硬化や脳卒中、心筋梗塞などの深刻な病気のリスクを高めてしまう原因にもなります。
レバーに限らず、コレステロール値の高い食品の摂取の際には注意するようにしましょう。
もし、コレステロールが高い食品を摂り過ぎたと思ったら、烏龍茶を飲むことをおすすめします。
烏龍茶には、ポリフェノールという成分が多く含まれており、そのポリフェノールが悪玉コレステロールを減少してくれるので、効果的です。
脂質が低く腹持ちが悪い
脂質というとその名前から、まさに太る原因!というイメージをお持ちの方も多いと思います。
脂質の摂り過ぎはもちろん太る原因になりますが、適度な量の脂質は腹持ちを良くしてくれ、むしろ痩せやすい体を作ってくれると言われています。
そんな脂質が、レバーにはあまり含まれていないため、腹持ちが悪く、結果的にたくさん食べてしまうことに繋がるため、摂取カロリー量が多くなり太ってしまう原因になります。
レバーの臭い消しに、食欲増進効果のあるニンニクやショウガが使われている
レバーには独特な臭みがあります。
その臭みを消さないと美味しく食べることができなく、臭い消しのためにニンニクやショウガを使用することが多いです。
そんなニンニクやショウガには、食欲を増進してしまう働きがあり、いつの間にか食べ過ぎていたということにも繋がります。
ついつい食べ過ぎて、余計なカロリーを摂取していたということにならないように、事前に食べる量の上限を決めておくと、食べ過ぎの事態を防ぐことができるはずです!
タレのカロリーに注意
焼鳥のレバーといえば、タレで食べることが多いですが、タレにはカロリーが多く含まれています。
せっかくレバーが低カロリーなのに、タレで太ってしまったらもったいないですよね。
また、タレには多くの塩分が含まれていますが、塩分には食欲を増進してしまう働きがあるので、ついつい食べ過ぎてしまう原因にも繋がります。
レバーを食べる際は塩で食べるとカロリーを減らせ、食欲も増進しにくくなります。
塩レバーはあまり食べ慣れないかもしれませんが、カロリーが低く味も美味しいので、おすすめです。
レバーは低カロリーでも食べ方に注意!

レバーのカロリーを紹介しました。低カロリー・低糖質と言われている焼鳥の中でも、レバーは特に低カロリーな部位なので、ダイエットに最適な食べ物です。
ただし、いくら低カロリーなレバーとはいえ、食べ方次第では太る原因になってしまいます。
今回紹介した注意点を守って、ダイエット中でも安心して美味しくレバーを食べてみてください!